【漫画バンク】閉鎖時期や理由とは?代わりの後継サイトも紹介

違法サイト

漫画バンクとは漫画を無料で読める違法な海賊版サイト

しかしある時期に突如、閉鎖されて多くの利用者たちを混乱させました。漫画バンクはどうして閉鎖されたのでしょうか?

この記事では閉鎖時期や理由、類似サイトとの違いなどを解説していきます。また、海賊版サイトを利用するとどんなリスクがあるのかもまとめています!

漫画バンク(漫画BANK)とはどのような違法サイトだった?

漫画バンク運営時のイメージ画像

漫画バンク運営時のイメージ画像

「漫画バンク(漫画BANK)」とは、違法にアップロードされた漫画をタダで読めた海賊版サイト。少なくとも2019年には存在が確認されていたけれど今は閉鎖され、漫画バンクのURLにはアクセスできません。

人気があったみたいだけど、どんなサイトだったのかな?
次の項目で特徴を解説します!

1.国内の漫画が会員登録不要かつ無料で読めた

現在は見られなくなった漫画バンクがどのようなサイトだったかと言うと、次の特徴がありました。

  • 日本国内の漫画の多くが無料で読める
  • 会員登録不要
  • ファイルをダウンロードしなくてもサイトで読める
  • サイト内の広告が少ない

海賊版サイトを使う上で怖いことと言えば、端末がウイルスに感染しまうこと、個人情報を知られてしまうこと、逮捕されること。ただダウンロードなし、サイトで閲覧できて、ウイルス対策ソフトを端末に入れていくなど対策をしていればリスクが少ないと考えるユーザーが多かったようです。

先日友人に漫画バンクというサイトを教えられました。 彼がいうにはダウンロードしないからウイルスもないし広告もついていないそうです。

>>引用元:知恵袋

2.漫画村の後継的な存在

海賊版サイトで特に有名なのが漫画村。こちらは出版社から訴訟を起こされて2018年4月に閉鎖されています。漫画バンクはこの漫画村に似ているとして漫画村閉鎖後から後継サイトと呼ばれ、アクセス数を稼いでいました。

3.似たような違法サイトは多数存在

ABJが発表した出版物違法サイトの状況2022年10月データ

ABJ発表の出版物違法サイトの状況2022年10月データ(公式サイトより)

漫画バンクは日本国内最大のアクセス数を持つ海賊版サイト。しかし、同じようなサイトがないかと言えばそうでもなく、同様の海賊版サイトは多数あります。こういった違法なサイトは年々増加傾向にあり、2021年に無料で読まれた本の被害額は少なくとも約1兆19億円とされています(一般社団法人 ABJ調べ)。

インターネット上に漫画を無断掲載する海賊版サイトで、令和3年に「ただ読み」された被害額が推計で少なくとも約1兆19億円に上ることが一般社団法人ABJの調査で分かった。

>>引用元:産経新聞

漫画バンクが閉鎖した理由や時期について

漫画バンクにはもうアクセスできない

漫画バンクにはもうアクセスできない

利用者が多く、支持されていた漫画バンク。いつ、どんな理由があって閉鎖したのでしょうか。

1.閉鎖したのは2021年11月4日

まず閉鎖時期から。漫画バンクが閉鎖したのは2021年11月4日。サイト上に「サーバーの維持費用の都合で、このウェブサイトは閉鎖されました。」とあり、漫画の閲覧ができなくなりました。

その後、何日経っても復活せず、サイト自体もなくなって検索欄からも消えました。

2.大手出版社から開示請求を受けた

つづいて閉鎖理由について。サイトに表示されたのは「サーバーの維持費用の都合」でしたが、実際の閉鎖理由は大手出版社からの開示請求(運営者の身元を調べること)が関係していると考えられます。大手出版社とはKADOKAWA、講談社、集英社、小学館。この4社の顧問弁護団の発表から次の経緯が分かりました。

  • 2020年初頭:出版社が漫画BANKに削除申請をしつつ運営者を調べ始める
  • 2021年3月: Cloudflare社(データ配信に関わるIT企業)、Amazon Web Services社への情報開示命令をアメリカ裁判所で取得
  • 2021年10月:ISP(アメリカのプロバイダー)、Google社への情報開示を申し立て
  • 2021年11月4日:漫画バンク閉鎖
  • 2021年11月12日:裁判所が開示命令

4社は漫画バンクの存在を知ってから何度も警告を出し、開示請求を行うよう動いていたようです。情報開示請求はもちろん本人に伝わるものなので、いよいよ危ないと察した運営者が訴訟を恐れて閉鎖したと考えられます。

3.運営者が中国で行政処罰を受けた

大手出版社から情報開示請求を申し立てられた漫画バンク運営者。後日、ニュースでその身元が公開されました。

  • 運営者:中国の重慶市在住の30代男性一名
  • 罪:情報ネットワーク伝達権保護条例違反
  • 処罰:16,409.52元(約33万円)の犯罪収益没収および3万元(約60万円)の罰金の行政処罰
  • NHKが現地取材で入手した運営者コメント:「処分を受け入れる。もう再開するつもりはない」

KADOKAWAが2022年7月に発表した漫画バンクのアクセス数は約10億回(2019年11月~2021年10月)で、単行本の販売単価で考えると約2082億円相当とのこと。それに対してこの処罰はかなり軽いと思えます。ただ、海外の運営者に対する処分が現地で行われたのは初ということなので、その点は快挙ですよね!

また4社らは「出版社が受けた被害の回復手段についても検討」とのことなので、今後損害賠償請求もありえます。

海賊版サイト運営者への追及はまだ終わってないようですね。
 

漫画バンク(漫画BANK)のような違法サイトを利用するリスク

「違法サイトを利用してはいけない」、「違法サイトを使うと危険」、よく聞く話ですが、どんな危険があるのかと言うと主に4つあります。

  1. 端末のウイルス感染
  2. 個人情報・プライバシーの流出
  3. マイニング被害
  4. 漫画家の活動を妨げる

詳しく解説していきます。

1.端末のウイルス感染

違法にアップロードされた漫画を読むときはかなりの確率で自身のスマホ、タブレット、PCを使いますよね。この端末にウイルスが感染する可能性があります。 症状としては端末が動かなくなる、誤作動する、覚えのないサイトが開かれる等、様々です。

ウイルス対策のセキュリティソフトがあってもかかります。 例えば現在のセキュリティソフトは発見されているものに対して対処するもののため、新しいウイルスが開発された場合には対応できないこともありえます。

2.個人情報・プライバシーの流出

海賊版サイトを利用することで個人情報やプライバシーが流出するかもしれません。会員登録が必要なサイトなら会員登録時の入力内容を悪用される、ダウンロードするタイプのサイトなら漫画ファイルにウイルスを仕込まれるといったことが考えられます。もちろんサイトにアクセスするだけで情報共有ウイルスに感染するパターンもありえます。

今やスマホやパソコンなどの端末は個人情報の宝庫。住所、氏名、年齢、メールアドレス、ID、クレジットカード情報が入っています。そして自分の情報だけではありません。例えば電話帳を盗られれば友人知人、学校、会社関係者などにも被害は拡大するかも・・・。

3.マイニング被害

マイニングとは仮想通貨(暗号資産、ビットコインとか)に関する計算作業のこと。複雑かつ長時間の作業が必要なため、他者のスマホやパソコンを利用する人たちがいます。このことを不正マイニングと呼びます。

海賊版サイトのファイルファウンロード時に不正マイニングさせるウイルスを忍ばせる、サイト閲覧時にマイニングさせるためのコードを端末に読み込ませるといった方法があります。実害としてはパソコンやスマホが動きづらくなったり、端末が熱くなったり、動作不良が起きるようになります。

4.漫画家の活動を妨げる

海賊版サイトで漫画を読んだ後その単行本を買う人はマレでしょう。そうすると漫画家および出版、販売に関わる人たちにお金は入りません。さらに販売会社や出版社にお金が入らない、次の作品が仕入れられない、新しい作品が作れないといった負の連鎖が生まれます。

大好きな漫画家の新作が読めなくなるのは嫌ですよね。海賊版サイトは還元されるべきところに利益をもたらさない、漫画をつくる人たちの活動を妨げています。

5.罪に問われる可能性

違法にアップロードされた漫画を読む行為は罪に問われるかどうか、これは結論から言うとサイトにアップされた漫画を読むだけでは逮捕されません。違法だと知りながらダウンロードした時は処罰の対象となります。

具体的には、二年以下の懲役若しくは二百万円以下の罰金、その両方です(著作権法e−GOV法令調べ)。

見るだけなら大丈夫ってこと?
ウイルス感染や漫画家の新作が読めなくなるなどのリスクがあります。くれぐれも違法サイトは利用しないようにしましょう。

2022年最新丨漫画バンク(漫画BANK)の類似サイトの運営状況

乱立する海賊版サイト

乱立する海賊版サイト

漫画バンクは閉鎖されましたが類似サイトはまだまだあります。サイト名と運営状況は次の通り。

違法サイト名運営状況
Manga Raw運営中
Manga ZIP運営中 ダウンロードサイト
Rawkuma運営中 ダウンロードサイト
13DL.NET運営中
漫画村閉鎖済み
新漫画村類似サイトの総称
Combay閉鎖済み
漫画タウン閉鎖済み
星のロミ閉鎖済み

これらのサイトは大きく分けて二種類あります。一つは漫画ファイルをダウンロードして読むダウンロードサイト、もう一つは漫画サイトで読めるビューアサイトです。

ダウンロードできるタイプの方が多くの危険が伴いますが、好きな漫画を所有できる、サイトが閉鎖されてもファイルが手元に残っている、固まらずに読めるということで好むユーザーもいます。

一方の漫画サイトで読むタイプは、前者と比べてウイルスをダウンロードすることは少ないもののサイトに長く滞在します。そのためサイト内のポップを誤ってタッチしてワンクリック詐欺に遭う確率も高いです。

サイトごとの特徴やリスク、閉鎖理由なども解説していきます。

Manga Raw

漫画rawはGoogle検索から除外されている

Manga RawはGoogle検索から除外されている

Manga Raw(漫画ロウ、漫画Raw)とは、漫画バンク閉鎖後の海賊版サイトの中でもかなり有名で利用者も多いサイト。「ワンピース」や「鬼滅の刃」、「呪術回線」といった人気作品が多く、ダウンロードせずとも読めるタイプのものです。

2022年3月には一時閉鎖されたことがあります。ウクライナにサーバーがあったためロシア侵攻が激化したから閉鎖されたのではないかという噂が出ましたが2022年11月時点では運営中です。知名度があるサイトなので同名のサイトが乱立してはなくなっていて、その度に閉鎖した、復活したと話題になっています。

上の画像からも分かる通り、Manga RawはGoogle検索から除外され、目をつけられているサイトだと分かります。閉鎖は時間の問題ではないでしょうか。

Manga ZIP

MangaZIPはウイルス対策ソフトにブロックされる

MangaZIPはウイルス対策ソフトにブロックされる

Manga ZIPとは、漫画の圧縮ファイルをダウンロードできるサイトで今も運営中。ラインナップは5万冊以上と多く、作品名やジャンル名から好きなものを選んで「zip形式」か「rar形式」でダウンロードするという利用方法です。また、漫画だけでなく映像や音楽も違法にアップロード。

ダウンロードするタイプのサイトは上でもお話した通り、端末や逮捕の危険性がとても高いので利用しないようにしましょう。特にこちらのサイトは検索した時点で上の画像の様にウイルス対策ソフトに危険だと注意されます。

Rawkuma

Rawkumaトップ画像

Rawkumaトップ画像

Rawkumaとは漫画バンクや漫画Rawと似ている、サイトで漫画が読める今も運営中のビューアサイト。ただしサイト内の言語は全て英語(漫画そのものは日本語)、広告も多くて使いづらいことでも有名。

広告ポップをクリックしてしまうことで偽の警告が出たり、契約成立を騙ったりするワンクリック詐欺に遭うかもしれません。

13DL.NET

13DLNETトップ画像

13DL.NETトップ画像

13DL.NETとは、海外のサーバーに違法アップロードされた漫画のURLを紹介する「リーチサイト」と呼ばれるものです。現在も運営中。紹介されたサーバーには5万以上のコンテンツがあり、その半分が成人向けコンテンツ。ダウンロードして読むタイプです。

ダウンロードタイプは違法な上に危険です。また、こちらはサイト名をブラウザの検索欄に入れて検索するだけでアクセスしてしまうことも注意。サイトにアクセスしたいのではなく、サイトを調べたい時は「13DL.NETとは」、「13DL.NETってどんなサイト」といったワードで検索!

漫画村

漫画村かつてのトップ画像

漫画村かつてのトップ画像

漫画村とは2016年から2018年まで開設されていた最も有名な海賊版サイトの一つ。人気の漫画や雑誌、写真集の画像データをサイト上でも見られるし、ダウンロードもできました。途中で有料サービスを入りましたが基本的には無料で使えたサイト。今は常套手段となっている海外のサーバーとプロバイダーを使い人気作品をサイト上に著作権者に無断でアップロードしていました。その数は5万とも8万とも言われていて、ユーザーから絶大な支持をされていました。

ただ2018年に運営者の星野ロミは著作権法違反容疑で逮捕され、サイトは閉鎖。2022年7月にはKADOKAWA、集英社、小学館が約19億円の損害賠償を求めて提訴しています。

2022年11月現在、星野ロミは自身のTwitterアカウントにて漫画村の復活を明言した上、「漫画家でもない上、自分の不利益が全く無いのに漫画村を嫌う人の心理が分からない」というツイートをしていました。復活の兆しはあります。

新漫画村

新漫画村とは、漫画村の後継サイトのように思えますが運営者は異なります。漫画村の運営者が逮捕された後、その知名度を利用しようとしたのか別の人々が「漫画村」という用語を入れたサイトだったり、似たつくりのサイトだったりを開設。それらのサイトのことを総称して「新漫画村」、「新まんが村」と呼ばれていて、そのほとんどは現在閉鎖されています。

漫画バンク閉鎖の経緯からも分かる通り、違法なサイトには出版社から警告がいき、同時進行で証拠集めが行われます。そのため訴訟サイト運営者が察すると逮捕を逃れるためサイトを閉鎖したり復活させたりする、あるいは新規開設をしているのだと考えられます。

Combay

combayが閉鎖した直後

combayが閉鎖した直後

Combay(コムベイ、漫画bay)は漫画バンクのクローンサイトで現在は閉鎖。漫画バンクが閉鎖した2021年11月4日の2週間後くらいに同じURLにアクセスするとこのCombayに飛ばされました。

ただ漫画を読めるようにはならず2日ほどで閉鎖、その後は「Fbay」というサイトもできましたがそちらも現在は閉鎖されています。

閉鎖された理由はやはり情報開示請求が関係していると考えます。通常、情報開示請求はかなり時間がかかるとされていますが、2021年10月に行われた申し立ては1か月後である2021年11月12日に開示命令が出されました。この開示命令時期が運営者の予想よりも早く、新サイトを作るも漫画を公開できずに終わった理由ではないでしょうか。

漫画タウン

漫画タウンとは運営者は違うものの漫画村の後継サイトと言われているサイトで、現在は閉鎖されています。

新発売の漫画をたくさん読めると好評だったようですが、2018年4月に規制されたとして閉鎖を宣言。「漫画カントリー」という名前で新サイトを作る予定だとTwitter上で公言するも実現しませんでした。海賊版サイトでは珍しく会員登録制のサイト。

星のロミ

星のロミは漫画村運営者だった星野ロミが作ったクローンサイト。星野ロミが逮捕されて2018年には閉鎖されました。 約88,000冊もの書籍が読めるとうたっていて、漫画村と違って成人向けコンテンツがなく、若干シンプルなレイアウトでした。

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